霞ヶ浦について

霞ヶ浦の概要


霞ヶ浦(かすみがうら)は茨城県南東部に広がる、琵琶湖についで日本で二番目に大きい湖。
湖沼水質保全特別措置法指定湖沼。「霞ケ浦」(大文字のケ)と表記することもある。
西浦・北浦・外浪逆浦(そとなさかうら)・北利根川・鰐川・常陸川の各水域の総体であり、
一部水域は千葉県北東部にも跨がる。
河川法ではこの範囲を「常陸利根川」という利根川の支川としている。

霞ヶ浦の漁業


現在の霞ヶ浦で主に漁獲されるのは、ワカサギ・シラウオ・コイ・フナ・ウナギ・アユ・ボラ・レンギョ(ハクレンなど)・イサザアミなど。
エビ・イサザアミ・ゴロ・コイなどの量が多く、またワカサギやシラウオなどは付加価値が大きいため、重要な魚種となっている。
少量ではあるが、タナゴ亜科・クルメサヨリ・ウグイ・ドジョウ・スズキ(セイゴ)・ヒガイ・ソウギョ・ブラックバス・アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)・ペヘレイなども漁獲されている。
ただ、特にブラックバスやペヘレイなどの魚種は現在のところほとんど商品価値がなく、あまり利用されていない。また、アユは最近になって漁獲されるようになっている。
水揚げされたアメリカナマズ、ブルーギル、ブラックバス、ハクレンなどを用い、
管理された原料・環境で魚粉が製造され養鶏飼料から始まり魚類の養殖飼料や有機肥料として利用されて地産地消品として有効利用されている。